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株式会社ZIP-FMとの協業のお知らせ
2024-12-13
当社は、株式会社ZIP-FM(所在地:名古屋市中区、代表取締役社長:浦出 高史、以下「ZIP-FM社」といいます。)と加振酒(※1)の販売拡大等に関し、協業することを本日2024年12月13日お知らせ致します。
ZIP-FMは、名古屋を拠点としたFMラジオ局で、中京圏で個人聴取率シェアNo.1(※2)の人気を誇っています。1993年の開局以来、最新のヒット曲や独自の音楽番組を提供するとともに、さまざまなイベントを企画しています。
2017年より各地の地酒と音楽の融合イベントとして、お酒を飲むシチュエーションの新しい創出を、各エリアの酒造組合と地産地消も踏まえながら、イベントを立ち上げ、エリアを拡大しています。
一方で、当社は、受託事業・ブランドライセンス等を行うとともに、これまでに培ったオーディオ技術を活かして、全国のパートナー酒蔵と協業し、加振酒を開発しています。
このたび、当社とZIP-FM社とは、加振酒の販売拡大・認知度向上等について協業することに合意いたしました。協業の内容としましては、ZIP-FM社が強みを有する中京圏での加振酒の販売拡大・協業酒蔵の開拓、ZIP-FM社のECサイト内での加振酒の販売等となります。
このたびの協業により、これまで以上に皆様に加振酒を手に取っていただける機会が増えると考えております。ぜひご期待ください。
※1:加振酒について
加振酒は、当社の音楽振動技術により熟成が行われたお酒です。加振酒には、当社音楽振動技術の証である「Matured by Onkyo」が付されております。以前から、「音楽を聴かせたお酒は味が良くなる」という考えのもと、種々の試みが行われてきました。「Matured by Onkyo」が付された加振酒は、当社が蓄積してきたオーディオ技術ノウハウによる技術的根拠と産学連携による学術的エビデンスに裏付けられた技術で醸造されたお酒です。当社は、「音楽振動による熟成が行われたお酒」を当社オリジナルのお酒であることを示す「加振酒」として広めていきます。
※2:個人聴取率シェアについて
株式会社ビデオリサーチが2024年6月10日(月)~16日(日)にかけて行った中京圏ラジオ調査によりますと、ZIP-FMは、12~69才(有効回答数4841人)で週平均個人聴取率(7~24時)が全局の4.8%に対しまして1.3%を獲得し、第1位となりました。
聴取率シェアは、全ラジオ局中28.2%、FMラジオ局全体では、50.6%のシェアをマークしました。
◆Matured by Onkyoについて
当社ルーツの1946年創業以来、当社は音を扱う専門メーカーとして測定器だけの評価に頼らず、感覚量を技術に落とし込むといったオーディオ設計を行ってまいりました。
“物理的な正しさで再生純度を高め、音楽表現力を引き出すオーディオ設計を食品に応用し、音楽がもつ自然の力を使って素材のポテンシャルを最大限に引き出す” をテーマに音楽振動が酵母に与える影響について東京農業大学 醸造科学科とともに研究解明を進めております。
それぞれの環境に合わせた最適な音楽加振と味への追求を「Matured by Onkyo」として掲げ、今後多くの分野において付加価値のある提案を行ってまいります。
【関連リンク】
◆当社音楽食品事業ご紹介ウェブサイト https://onkyo.net/matured/
ECサイトONKYO DIRECT 加振酒特設ページ https://onkyodirect.jp/shop/pages/mbo.aspx
◆東京農業大学 醸造科学科との共同研究について
加振器による振動および音を利用した発酵メカニズムについては、2020年7月1日付「加振器による振動および音を利用した発酵技術の開発について~東京農業大学との「食」に関する共同研究を開始~」にて発表しておりますとおり、東京農業大学 (東京都世田谷区、学長 江口文陽) 醸造科学科との間で共同研究に関する契約締結を行い、発酵技術の共同研究を実施しております。
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 徳田宏晴教授らとの間で、加振器を使用した発酵時の酵母の成分・機能の変化などの研究を行っております。様々な条件下で効果的な加振器の設置方法および加振の仕方、また音の周波数帯域の違いによって、菌体増殖・香気成分・各種有機酸などに与える影響を解明してまいります。
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 徳田宏晴教授
紹介ページ :http://dbs.nodai.ac.jp/html/397_ja.html
東京農業大学 https://www.nodai.ac.jp/
◆金沢工業大学との共同研究について
当社は、金沢工業大学(石川県野々市市、学長 大澤 敏) 尾関健二教授と「高温障害米に対する酵素剤及び振動技術の作用」について研究を開始しました。当社と尾関健二教授とは、高温障害米に消化酵素剤を加え、さらに当社の加振技術が加わることにより酵素が働きやすくなり、高温障害米のデンプン質を溶かすことが可能となるという研究成果を得ました。当社は、当該研究成果につきまして、既に特許出願を行っております。当該研究成果は、日本全国の酒蔵様を悩ませている高温障害米の問題の解決の一助となるものと考えております。
2024年10月7日付プレスリリース 金沢工業大学との共同研究についてのお知らせ
https://www.onkyo.net/news/20241007_kanazawa
金沢工業大学 尾関健二研究室ホームページ https://kitnet.jp/laboratories/labo0165/index.html
当社は、Onkyo ブランドのオーディオ製品やスピーカーの技術を支えてきた研究開発部門とマーケティング部門を新設分割し、これまでのオーディオ技術、ノウハウ、ブランドを新分野に展開させるために設立した会社です。当社は、「音で世界をかえる」のスローガンのもと、老舗オーディオメーカーとして長年培った「音」の技術を、医療・食品・産業・インフラの分野に展開して研究開発を進めるとともに、Onkyoブランドの認知度を上げるマーケティングを全社一丸となって行っています。当社事業の今後の展開に、ご期待下さい。